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組合案内

ヤシオマスとは、栃木県水産試験場で品種改良されたニジマスであり、肉の色が県花のヤシオツツジの花に似ている事から命名されました。

 

ニジマスの全雌三倍体の愛称で、雌ニジマス(XX)と偽雄ニジマス(XX雄)を交配し、受精卵を加温処理(28℃)し極体放出を阻止することで生産します。ヤシオマスの染色体は3倍体(XXX)で、約2年で2~3キロに成熟します。古くから「川魚は生で食べてはいけない」と言われておりますが、これは寄生虫を心配するためです。きれいな栃木の水と良質のエサで育てられている栃木県のヤシオマスは、寄生虫が入り込むこともなく安全・安心です。

 
 
産卵期がないため肉質は劣化せず、1年を通して高品質を保てることができます。また、脂の乗りも良く中トロ並ですが、あっさりとしており、口当たりがいいというところも評判です。脂質もDHAやEPAなどの高度不飽和脂肪酸が主体で健康にも良い魚です。
 
 
 

美しいサーモンピンクのヤシオマスは、お造りやカルパッチョなど美味しさはもちろん見映えもきれいな食材です。軽くスモークをしてサラダに使ったり、パンに挟んでサンドウィッチしたり、また1kgを越える大型魚なので、ステーキやムニエルなど和・洋食のさまざまな料理へ最適な食材です。最近では、押し寿司として観光地の地域の名物として使うお店の方も出ており、脂がのっているのに臭みがない分、様々な食のシーンへ活用できると思われます。

 
 

CopyRight(C) 2008 Tochigi Aquaculture Fishermen's associations